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上田の民話

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上田の味

 

 
上田の自然
 
映画のまち―上田
     
   
 上田の人たちに一番馴染み深い山が太郎山です。東京方面 から上田に入ってくると真っ先に目にします。どっしりとした山並みに、郷愁をそそられる人は少なくありません。上田を代表する太郎山の魅力は、風景だけでなく様々にあります。そのトップが「逆さ霧」です。霧は普通 、山の下の方で発生して少しずつ山頂へ上っていくものですが、太郎山の霧は山の上から山麓に向かって滝のように流れ下るという一風変わった現象なのです。こうした逆さ霧現象は、日本中探せばほかにも山奥に僅かにあるようですが、まちの近くで見られるものは太郎山だけです。
 どうしてこんなことが起こるかと言うと、日本海の湿った空気が内陸部に流れ込んで、太郎山にぶつかり、そこから滝になって山肌を下り落ちるーと説明されています。長旅を続けて、ついに最大の山場を披露しているんですね。  さらに、太郎山は、山の表側と裏側の気象が極端に違うという逆さ霧に好都合な条件も持っています。気象条件が全国的に稀なため、太郎山には、特殊な動植物が自生しています。同じ仲間の植物でも表側と裏側では異なるのです。中でも、昔、超特殊な春欄がこの山のどこかで発見されたことでは、マニアの間で伝説にもなっています。里山歩きがブームになってきましたが、太郎山こそ、一日かけてゆっくり散策するにはうってつけの山です。
 また、山頂には太郎山神社が祭られ、参道が整備されているため、信仰と健康増進の両面 で毎日一回登る人もいるほど親しまれています。さらに、新緑の五月に毎年行なわれるお祭りや元旦の初日の出登山には、上田市だけでなく遠くからやって来る人たちもいて、山頂は大賑わいです。
 一方、太郎山の霧は、お話の世界にも話題を提供しています。その代表が、かの真田十勇士のひとり、霧隠才蔵です。伊賀忍者才蔵が、忍術を使って山の上から下の敵に向かって、滝のように霧を降らせる撹乱戦法は、才蔵対決の一番の見せ所です。あなたも数々の伝説と特殊な自然に気軽に出会える太郎山を楽しんでみませんか。
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